후리가나로 읽는 일본 고전
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みすじまちかいわい
斎藤茂吉随筆集
斎藤 茂吉
斎藤 茂吉의 斎藤茂吉随筆集(みすじまちかいわい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 17,559자 · 37화면
すると切通一帯の路地路地には済生学舎の書生で一ぱいになっていた。彼らは成城学校の生徒を逆撃しようと待ちかまえているところであった。これは本富士署あたりの警戒のために未遂に終ったが、当時の医学書生というものの中には本質までじゃらじゃらでない者のいたことを証明しているのである。
医学書生のやる学問は常に肉体に関することだから、どうしても全体の風貌が覚官的になって来るとおもうが、長谷川翁の晩年は仏学即ち仏教経典の方に凝ったなどはなかなか面白いことでもあり、西洋学の東漸中、医学がその先駆をなした点からでも、医学書生の何処かに西洋的なところがあったのかも知れない。著流しのじゃらじゃらと、吉原遊里の出入などということも、看方によっては西洋的な分子の変型であるかも知れないから、文化史家がもし細かく本質に立入って調べるような場合に、当時の医学書生の生活というものは興味ある対象ではなかろうかとおもうのである。
また、医学の書生の中にも毫も医学の勉強をせず、当時雑書を背負って廻っていた貸本屋の手から浪六もの、涙香もの等を借りて朝夕そればかり読んでいるというのもいた。