후리가나로 읽는 일본 고전
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だんそうがん
断層顔
海野 十三
海野 十三의 断層顔(だんそうがん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,033자 · 33화면
「何だ、仕事かい。まさか新しい利益配当の提訴事件じゃないんだろうね。もう隊には、儲けはちっとも残っていないんだから」
「そんなことじゃない。或る探険隊員について知りたいのだ。碇曳治という人がいたね。新聞やラジオで、宇宙の英雄ともちあげられた男だ」
「ははあ、又縁談の口かね。あの男ならもう駄目だよ。七年越しの岡惚れ女と今は愛の巣を営んでいるからね」
「谷間シズカという女のことをいっているんだね」
「おや、もうそれを知っているのか。それでないとすると、どういう事件だい」
「僕の仕事は依頼者のために秘密を守る義務を負わされているのでね。……ところであのときの記録綴を見せて貰いたいんだ。いつだかもすっかり見せて貰ったが、書庫へ行った方が、少しは君たちの邪魔にならなくていいだろうね」
桝形は苦がり切っていた。図々しい探偵の要求をはねつけることはむずかしい。
「隊員といえども閲覧禁止という規定にしてあるんだが、まあ君だからいいだろう。こっちへ来給え」
書庫は地階十三階にあって、隊長室の後隣の部屋になっていた。桝形は帆村たちの傍から一秒間も目を放そうとしなかった。
「どうも変だね。