일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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にいじませんせいをおもう

新島先生を憶う

大隈 重信

大隈 重信의 新島先生を憶う(にいじませんせいをおもう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,934자 · 8화면

아오조라 문고

新島氏の熱誠一座を感動せしむ

当夜新島氏の容貌風神

新島氏の熱誠一座を感動せしむ

列席の人々はこれに動かされて直ぐに応分の寄付を約した。井上侯も我輩までも寄付する事になった。頗る少数の人であったが、それで即座に三万円近くも集った。

今日でこそ教育事業もよほど国民的となって国民は争って学校に寄付し、早稲田大学の如きは新設文科の資金百五十万円を全部寄付に拠らんという計画で既に三分の一以上も集っておるという様な時勢になったが、新島君の奔走された二十余年前の時勢では、民間の教育事業に金でも出そうという事はほとんどなかった。当時の一千円は今日の数千円に当る価値がある。それがとにかく即座に三万円近くも集ったというのは新島君の至誠が人を動かしたというより外はない。

当夜新島氏の容貌風神

当夜の光景は今なお眼の前に見える様である。新島君は当時より既によほど健康を損じておられたものと見えて、顔色蒼白体躯羸痩という風が見えた。屡々咳をしておられたのが今なお耳に残っている。

しかしその脆弱な病躯中には鉄石の如き精神が存在していた。君は終始儼然として少しも姿勢を崩さず、何となく冒すべからざる風があった。主客が飲み且つ食う時に煙草を盛んに吹かしたので、室内は煙で濛々と霞むくらいになっていた。