일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしょたいこうき

新書太閤記

吉川 英治

吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,353자 · 371화면

아오조라 문고

――で、この山中に小屋を建て、自分で耕し、自分で着て、細々ながら母を養うて来た次第でございまする」

この若者が、後年の堀尾茂助吉晴だった。

もっと詳しくいえば、尾張御器所の人、堀尾吉久の子で、幼名仁王丸、のち小太郎といい、結髪して茂助と改む――というから、或いは、瑞龍山の山家に土民となっていた頃は、まだ小太郎と称していたかもわからない。

藤吉郎秀吉と彼との主従の縁はこの時に結ばれたものだったが、それから賤ヶ嶽七本槍のひとりにも名が見えるし、晩年には出雲、隠岐の二ヵ国二十四万石を領し、六十九歳で世を終るまでの四十余年間というものは、戦場を馳駆して武名の聞えを取った人だが、生涯、武人のよく云いたがる「手がらばなし」というものは、人に語ったことがなかったという風な性格だった。

それはともかく。

藤吉郎は、茂助を見、茂助母子の口から、その身の上など聞いているうちに、

(これはよい者に会った)

と、心中大きな歓びを感じていた。

彼が、洲股に一つの地位というものを得てから、渇いた田へ水を引くように求めているのは、人間だった。人間の中の人物だった。

その人材に対しても、彼のは、