일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしょたいこうき

新書太閤記

吉川 英治

吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,353자 · 371화면

아오조라 문고

「はいッ」

「もそっと、前へ来い」

「はい」

「侍になりたいか」

「ええ」

「侍の御奉公は、朝に死に、夕べに死に、始終命がけの御奉公だぞ。出来るか」

「できます」

「そなたの父、加藤弾正どのも侍だった。立派な侍になって、母御を安心させてやれよ」

「…………」

虎之助は、黙って頷いたが、座中の人々の眼がみな自分に注がれているのを気づくと、急に、羞恥んで、もじもじした。

おえつは、泣いていた。欣しさが余って涙がとまらなかった。――藤吉郎は、左右を見まわして、

「誰か。小姓組の堀尾茂助に、市松を連れて来いと申せ」

と、いいつけた。

その間に、

「虎之助へ、菓子をやれ」

と、いった。

寧子が、菓子を与えると、虎之助は、それを見まもっていたが、我慢できなくなったとみえて、手を出してボリボリ喰べ始めた。

母親のおえつは、

「これ、虎之助」

顔を紅らめながら、うしろで不作法を叱りかけたが、寧子や老母が、

「気遣うには及ばぬ。そっとしておいたがよい」

と、いってくれたので、遠くからただ、はらはらと眺めていた。

そこへ堀尾茂助が、自分のうしろに十三、四歳の小姓を伴って、東の縁から座敷へはいり、遥か下に畏まった。