후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,353자 · 371화면
先つ年、万里小路惟房卿をお使いとして、微臣信長に、密勅を賜わったが、今また、信長上洛の催しを叡聞あらせられて、ひそかに、優渥なる御綸旨と、金襴の戦袍とを賜わった。――わが織田家は、父信秀の代より今日まで、武門の奉公は一に禁門の御守護にありと、その精神を鉄則としておる。故に、このたびの上洛も、大義の軍であって、私の行動ではない。一日もはやく叡慮を安んじ奉らねばならぬ。――時は秋、汝らの飼馬も肥えておろう。各※(二の字点、1-2-22)、信長が旨を旨として、おくるるな、違うな、あだに死ぬな。粉骨砕身、大君のいます都まで押し進めよ」
出陣の宣言に、将士はみな勇躍した。中には、信長の声も終らぬうち、感極まって、泣いている将もあった。
この壮図には、かねて信長と攻守同盟を結んでいる三河の徳川家康(前・松平元康)も、手勢一千人を派して参加した。
「三河殿のよこした兵数は余り少ない。うわさに違わず、三河殿は狡い」
と、全軍の門出で、多少、非難の声があった。
信長は笑って、
「三河は今、内治と経済を調整えるに、他意のない折である。兵を多くよこせば、失費も多い。そこで非難は浴びても、費用を惜しまれたものだろうが、さりとて彼も尋常な武将ではない。