후리가나로 읽는 일본 고전
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しんのあいこくしん
新渡戸稲造論集
新渡戸 稲造
新渡戸 稲造의 新渡戸稲造論集(しんのあいこくしん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 94,620자 · 196화면
後見人が如何にいやだと言っても父が死ぬる時分に遺言して頼で行ったもの、義理にも退けよう道がない。兄弟姉妹にもよくあることで、昔から「兄弟は他人の本」と言っているのは其処だ。兄弟姉妹は元々同じ親から出たもので法律的に縁を切るわけには行かぬ。どんなにいやであっても交りだけはせねばならぬ。親子でもそうだ。このほど一女学生が来て「親がもし悪人であったら殺してもいいでしょうか」と真面目に尋ねられたことがあった。恐ろしい話ではあるが、こんな乱暴な親が偶には世の中にいるからなお以て恐ろしい。こないだも一封の手紙が来て「私の親は犯人ですが如何したらよいでしょう」と尋ねてきたのである。親と子とには前にもいった通り切っても切れぬ関係がある。他人の始めである兄弟ですら左様である。いわんや他人に於てをやだ。第三は愛に依て結ばれたるもの、これが真の友誼である友人である。朋は月に非ずして鳳である。昔は月を二ツ并べるのではなくして鳳を二ツ書いたものだそうだ。鳳は人を引き付ける霊鳥で東西共にいる。この珍らしい立派な鳥が二羽も并でいるのが今日謂うところの友である。一羽でも珍らしいのに二羽も集ってくれるので難有さは二倍三倍百倍するに相違ない。