후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじびじんでん
新編 近代美人伝 (上)
長谷川 時雨
長谷川 時雨의 新編 近代美人伝 (上)(めいじびじんでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 129,076자 · 256화면
教える方が面倒なために持てあますほどであった。その熱心さが坪内博士を動かして、特別に別科生として止まる事が出来たのであった。彼女は熱心と精力のあるかぎりをつくしたのでABCもよく出来なかったのが三ヶ月ばかりのうちに、カッセル版の英文読本をもってシェクスピアの講義を聴くことが出来た。他の生徒に負けぬように芝居に関する素養も造っておこうというので、学校の余暇には桝本清について演芸の知識を注入した。
文芸協会の第一期公演は、第一期卒業の記念として帝国劇場で開催された。それが須磨子にも初舞台である。多くあった女生もその時になると山川浦路と松井須磨子とだけになっていた。ハムレット劇の王妃ガーツルードは浦路で、オフィリヤは須磨子であった。それは明治四十四年の五月のことで、新興劇団の機運はまさに旺盛の時期とて、二人の女優は期待された。
廿五歳になったおり卒業を前に控えて彼女の第二の離婚問題はおこった。自分の天分にぴったりとはまった仕事を見出すと、彼女の倨傲は頭を持上げはじめた。勝気で通してゆく彼女は気に傲った。それに漸く人物の価値の分るようになった彼女は前沢との間が面白くなくなりだした。