후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじびじんでん
新編 近代美人伝 (上)
長谷川 時雨
長谷川 時雨의 新編 近代美人伝 (上)(めいじびじんでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 129,076자 · 256화면
みだれて物を思ふころかな
とまで思い乱れ、またある時は伯父の病床に侍して(かゝる時の折ふしにも猶彼の人を忘れ難きはなぞや)といい、ある時は用もなきに近き路をえらんでゆき、その人の住む家の前を通りて見、その家の下女に行逢いて近状を聞き、(万感万嘆この夜睡ることかたし)と書いたのは、彼女の青春二十一歳のことであった。次の年の一月二十九日雪の降るのを見つつ、
わが思ひ、など降る雪のつもりけん
つひにとくべき中にもあらぬを
と嘆き四月の雨の日の記には、
わが心より出たるかたちなればなどか忘れんとして忘るゝにかたき事やあると、ひたすら念じて忘れんとするほど、唯身にせまりくるがごとおもかげのまのあたりに見えて得堪ゆべくも非ず、ふと打みじろげばかの薬の香のさとかをる心地して思ひやる心や常に行通ふとそゞろおそろしきまでおもひしみたる心なり、かの六条の御息所のあさましさを思ふにげに偽りともいはれざりける。
おもひやる心かよはゞみてもこん
さてもやしばしなぐさめぬべく
恋は、
見ても聞きてもふと思ひ初むるはじめいと浅し、
いはでおもふいと浅し、