후리가나로 읽는 일본 고전
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いちかわくめはち
新編 近代美人伝 (下)
長谷川 時雨
長谷川 時雨의 新編 近代美人伝 (下)(いちかわくめはち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 138,172자 · 277화면
だが、モルガンは、真心でかかれと決心した。人種はかわっているとて、この、しおらしいところのある、古くさい人々。男性絶対尊重の女たちにまで、肘鉄砲をもらっては、それこそもはや、何処の国へいっても顔向けの出来ない男性の汚辱を残す。切り出したからには、今度は、なんでもかんでも成功しないではおかない――
モルガンが、そうした決心を固めている時、お雪の周囲でも、頭を突きあわせて相談がはじまっている。
親族会議の方では、古門前裏の小屋に、抱え主、親元、小野亭からも人が来て、つまるところは、金高で手をひくように吹っかけたらということになった。
「なんとしてもあんたさん、毛色の違うた男にはな。」
と、二の足を踏んでいる母親に、姉さんや叔母者人たちは、
「そないに雪が、気にいらはったのなら、加藤の家に養子に来てもろたらいいと、皆いうてですがと、そういうたらどうや。」
そら好い考えだと、それも一つの条件になった。
お雪はまた、浅酌の席で、贔屓になる軟派記者に、鼻声になって訴えている。
「あんた、面白がって、あてと、モルガンのことばかり書き立てずに、親身に考えておくれやす。