후리가나로 읽는 일본 고전
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いちのくらさわなんりょう
新編 風雪のビヴァーク
松濤 明
松濤 明의 新編 風雪のビヴァーク(いちのくらさわなんりょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 25,081자 · 51화면
一気に小屋掛けすべく、荷約五貫を背負い出発。昨夜来の雨は風雪となり、ラッセルの跡も消え、深い所は二尺も吹き溜まっている。しかし踏んだ跡はやっぱり締っていて、さほど潜らない。昨日のルートでは無理なので新しいルートを探す。側稜取り付きから三五分程で急に傾斜の増す地点がある(ここまで約七百歩)。ここで荷を置いて偵察、Pl・2間の沢にルートをとる。このルートは、急は急だが壁というほどのものでなく、荷はあっても昨日と所要時間も殆んど変らず尾根へ出た。木立の深い痩尾根をP2へ上る。小屋掛けしようと思ったが風雪が烈しくて、ゆるゆる仕事もできないので、木立を利用してテントを張り荷を入れる。風でテントは凧のように揚がり、張綱も一本切れたりして非常に手間取った。約二時間かかって、やっと張り終った。風蔭ならば多少楽だったろうが、手頃な場所がなく、吹き溜りでテントの埋まるのを惧れたので、尾根筋の風当りの強い所へ張ったのである。昨日の荷と合せてテントに荷を入れ、直ぐ下る。ここへ上げたもの、ザイル、三ツ道具、サブルック、ビスケット全部、シュラフザック、毛糸靴下、燃缶十五個、その他小物。