일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゃくしょこくばなし

新釈諸国噺

太宰 治

太宰 治의 新釈諸国噺(しんしゃくしょこくばなし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,562자 · 179화면

아오조라 문고

厭きた様子で、毎日ぶらりぶらりと手下を引連れて都大路を歩きまわり、或る日、古い大きな家の崩れかかった土塀のわれ目から、ちらと見えた女の姿に足をとどめ、手にしていた扇子をはたと落して、小山の動くみたいに肩で烈しく溜息をつき、シばらスい、と思わず東北訛をまる出しにして呻き、なおもその、花盛りの梨の木の下でその弟とも見える上品な男の子と手鞠をついて遊んでいる若い娘の姿に、阿呆の如く口をあいて見とれていた。翌る日、髭そうろうの大尽は、かの五人の手下に言いふくめて、金銀綾錦のたぐいの重宝をおびただしく持参させ、かの土塀の家に遣し、お姫様を是非とも貰い受けたしと頗る唐突ながら強硬の談判を開始させた。その家の老主人は、いささか由緒のある公卿の血筋を受けて、むかしはなかなか羽振りのよかった人であるが、名誉心が強すぎて、なおその上の出世を望み、附合いを派手にして日夜顕官に饗応し、かえって馬鹿にされておまけに財産をことごとく失い、何もかも駄目になり、いまは崩れる土塀を支える力も無く中風の気味さえ現われて来て、わななく手でさてもこの世は夢まぼろしなどとへたくその和歌を鼻紙の表裏に書きしたためて、その日その日の憂さを晴らしている有様だったので、この突然の申込みにはじめは少からず面くらったものの、さて、眼前に山と積まれた金銀財宝