일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ひはかがやけり

日は輝けり

宮本 百合子

宮本 百合子의 日は輝けり(ひはかがやけり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 76,445자 · 152화면

아오조라 문고

けれども、浩を賞めぬ者のないということ。「それそこだ! そこが争われぬものだて」と彼は思ったのである。孝之進は、「いいえそんなことは、ちょっともありません」という返事を聞きたいばかりに、「それでも何か注意すべきことがあれば」聞かして欲しいと折返して頼んだ。そして、全く彼の心を動顛させる事実として、浩が文学を勉強していること、庸之助とつき合っていることを聞かされたのであった。孝之進は、取締りの云うことは一々もっともだと思った。この順で行けば鰻上りに出世して、近い内には社会に枢要な位置を得る人物――直接政府の官省から、招待状などの来るような者――になれるだろうと思っていた彼の希望は、根柢から覆がえってしまったように感じた。彼の目の前には、はてもないガラン洞の口がいきなり開いた。体中の力が、毛穴から一時に抜けてしまったようで、孝之進は、暫く何とも云えなかった。だんだん心が落付いて来るにつれて、自分の愛しているものが、自分の苦労も知らずに勝手気儘にふるまっているのを見る失望が、やがては憎いというような感情に変じて来た。その非常に複雑な激情に血を湧き立たせながら、彼は浩を自分のところへ呼んでもらった。