일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あいじょう

日本の名随筆 別巻15 色街

吉井 勇

吉井 勇의 日本の名随筆 別巻15 色街(あいじょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,382자 · 6화면

아오조라 문고

逢状

祇園で今では見られなくなつたものに、「雑魚寝」のほかにもうひとつ「逢状」というものがある。

これは客が来た時に茶屋から名差しの芸妓や舞妓に出すものであつて、大体葉書大位の紙に、「××さまゆゑ直ぐさまお越しねがひ上げ候」という文句と茶屋の名とが印刷してあり、××というところに客の名前を書き、それに相手の名前を書いて、それぞれ芸妓や舞妓の屋形に届ける。そうするとそこの苧姆がそれをそれぞれの出先へ届けるのだが、客の方では出した数の何分の一位しか来ないのが分つているので、十枚も二十枚も書くものがある。それだから一流の芸妓や舞妓になると、襟元のところにはみ出す位多くの逢状を持つていて、それが一種の見得になるものだつた。

逢状は大抵日本紙に木版のものが多く、天地紅のものや、つなぎ団子、千鳥、桜、柳などの模様のあるものや、それぞれ茶屋に依つて趣向を凝らしたものを作つていたが、しまいには洋紙に活字で印刷したものや、或いは新奇を衒つて全部英語で書いたものや、祇園らしくないものも目に付くようになり、教坊の組織や制度の変遷につれて、こういつたものはもう時勢に合わないと見えて、何時の間にか廃止されるようなことになつてしまつた。