일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

にほんふどうき

日本婦道記

山本 周五郎

山本 周五郎의 日本婦道記(にほんふどうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,620자 · 26화면

아오조라 문고

眼には見えず形には遺らないけれど、親から子、子から孫へと、血とつながり心とつながって絶えるはてがない。創作とすればこんなに大きな意義のある創作はほかにはないと思う。――むすめが空想で飾るような結婚の美しさは「在る」ものではなく結婚してから新らしくきずきあげてゆくものだ、それも殆んど妻のちからに依って。……おばあさまはそう仰有った。そして私がひとよりも幾らか早くそのお言葉の真実さを知ったと思えるのは、良人の留守という仕合せに助けられたのだと信じている。おかしいことのようだが、家まわりの溝のとくとくという水音で雪解の季節の来たことを知ったのもその前後だった。

康三郎を生んだのは萩原へいってから三年めの冬だった。案外お産も軽かったし初めて儲けた子が男だったので、その当座しばらくは誰にでも誇りたい気持を押えるのに困った。子を生むということの仕合せとよろこびは書くまでもないだろう。その頃からよく私は「お綺麗におなりなすって……」と云われるようになった。保持の父までがそう云って下すった。鏡に向かうときおり自分でもふと美しいなと思うことがある。むろんみめかたちが変ったわけではなく、それとは別のものだが、そしてどのようなものかということはいい表わせないけれど。