일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

にほんふどうき

日本婦道記

山本 周五郎

山本 周五郎의 日本婦道記(にほんふどうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,412자 · 25화면

아오조라 문고

まえの夜から降りだしたのが明け方には二尺あまりも積り、なおも暴あらしい風とともに乾いた粉雪が霏々と降りしきっていた。朝食を済ませて通学のしたくにかかると間もなく、弁之助はきゅうに腹が痛むと云いだした。

「どこがお痛みですか」

由利はそばへ寄って手を当てた。

「ここですか、それともこのへんですか」

「もう少し上です」

「ここですか」

そう云いながらじっと弁之助の顔色をみつめていたが、ふときびしい調子になって、「弁之助さん、あなた雪が降るので塾へゆくのがお厭になったのですね」

と云った。弁之助はかぶりを振ってそうでないと答えようとした。然し由利はそれより早く、「こちらへいらっしゃい」

と云い、彼の手を掴んでぐんぐん玄関のほうへひきずっていった。

「叔母さま」

弁之助はそう叫んで手をふり放そうとした。由利はひじょうな力でそれを押えつけ、はだしのまま玄関から門へ、さらに門から道へと出ていった。……天も地もまるで雪けむりに閉されたようにみえた、上から降って来るものと、吹きつける風に地上から舞い立つものとがいり混り、渦をなして揉みあいながら颯と片ほうへなびくかとみると、巻き返して宙へあがり、大きく揺れながらどっと崩れかかる。