후리가나로 읽는 일본 고전
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にっき
日記
宮本 百合子
宮本 百合子의 日記(にっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 23,646자 · 48화면
三月三十日
達ちゃんの婚礼のとき急に私を、ハイこれは顕治の嫁でというのを可笑しいから、こんど一寸あいさつしておこう云々。
四年前に来たときと心持がかわっている、うちのものとして人にも紹介しようというところ。私の心持も先とはちがう。母さん、ということを或実感で呼ぶ。愛情をもって。
この母さんの生活力、自分の母の生活力、何とその表現がちがうだろう。そしてこのひとの明るさと父の明るさとのちがいも。しかし、いずれにしても私たちの親は少くとも其々の片親ずつは皆すぐれた人である。生活を堪えそれをひっさげて生きる人々である。
三月三十日(火曜)
母上、戸棚の古い支那カバンより宮の中学三年頃から松山時代の日記を出して見せて下さる。
自分、あっちこっち見て、深く心を動かされた、はじめは箇人的な愛着から、次第に一人の才能ある青年の内的発展の過程とその苦悩について。
パッショネートであった宮、荒い父の暮しぶりに心を傷めて、人なつこくなり寂しがっている宮、その少年の中から次第に勁い、一定した人格が形成されてゆく足どり。私の十六から二十歳までの日記はどのようであったろうか、二つを並べて見たいと思う。