후리가나로 읽는 일본 고전
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にっき
日記
宮本 百合子
宮本 百合子의 日記(にっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 81,739자 · 164화면
十一月二十八日
十一月二十九日
まあそれでもいいから、味のよい方がおめでたい。おめでたいと云うことは、夫婦の間には大切なことである。今日、中島英之助氏から自著『町の兄弟』を送り下さる。
十一月二十八日(火曜)
今日は大変時雨れた天気であった。何心なく、日記の前の方を繰返して見ると、一月二十七日のところに、レオナルド・ダブィンチの言葉で、「愛は知の娘なり」と云う言葉を大変よろこびを得たと書いてある。今の私は殆どその反対とも云えるほど心が変って居る。あの頃の心を思うと、自分の苦しんで居たことが、気の毒になって来る。が、今とてもそれは解決された問題ではない。「日は輝けり」の書き始めごろに、充分でないところを思いついた。この頃金のことを考える。今さしあたって、金がどうだと云うのではないが、明年洋行でもするようになれば、一寸の金ではすまないのだから、今出来る丈ためておきたい。だから来年は、金銭の出入帳をつけて見ようかとも思う。こんな気持になると、気の毒でもあり、たのもしくもある。
十一月二十九日(水曜)
陰気な雨が降りつづいて居る。寒い。
十一月三十日(木曜)
明日十時半松岡氏□立鉱山に出発
〔十一月中の重要なる出来事〕