후리가나로 읽는 일본 고전
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にっき
日記
宮本 百合子
宮本 百合子의 日記(にっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 37,447자 · 76화면
四月十二日
四月十三日
上野から十二時頃家まで歩く。人に見られずに歩く快さを久振りで味う。歩くのは夜に限る。
四月十二日(木曜)
母様がよそに久振りで御出になさる。午後になってから、小倉氏から表紙と紙質との見本と、印税に関した手紙をよこされる。表紙はそんなに悪くはない。が、手紙は、要領を得ないし、不愉快なものであった。何だかきっと斯う云う弱点を持って居るだろうと思って、そこをねらわれるような心持がした。坪内先生に御相談に行くことにする。
「貧しき人々の群」の序が『時事』に出た。
四月十三日(金曜)
午前中に坪内先生のところへあがろうと早く仕度をしても、ついたら、十一時すぎて居た。多分お留守だと思って居たらいい工合に被居っしゃった。種々の御話をす。文学者のことに関し、百二十一歳のおじいさんについて、芝居について。「公暁」の脚本はもう出来て、『中公』の六月に御出しなさるのだそうだ。御すしを御馳走になる。あの御じいさんが、きっと、「ああ生きすぎた」と思ったときがあっただろうと云うことについて、いろいろ考える。帰ってから、母様と、そのことについてお話する。私は百歳を越した位だったろうと思うが母様は九十位のときに、最後の自分の子を失ったときに感じたとおっしゃる。