후리가나로 읽는 일본 고전
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あかるきせかいへ
明るき世界へ
小川 未明
小川 未明의 明るき世界へ(あかるきせかいへ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,747자 · 16화면
二 幸福の島
二 幸福の島
ある国にあった話です。人々は、長い間の版で押したような生活に疲れていました。毎日同じようなことをして、朝になるとはね起きて、働き、食い、そして日が暮れると眠ることにも飽きてしまいました。
みんなは、仲よく暮らすことを希望していましたけれど、どうしても、このことばかりはできなかったというのは、ある人がたくさん金がもうかったときには、一方ではまたたいへんに損をするというようなぐあいで、みんなの気持ちがいつも一つではなかったから、怒るものもあれば、また喜ぶものがあり、中には泣くものまた笑うものがあるというふうで、その間に嫉妬、嘲罵の絶える暇もなかったのでありました。
「ああ、なんで俺たちは、産まれてきたのだろう。産まれたかいがないというものだ。毎日、こんなような同じことを繰り返して死んでしまわなければならないのか?」と、人々はため息をついていいました。
春になると、花が咲きました。ちょうどその国全体が花で飾られるようにみえました。夏になると、青葉でこんもりとしました。そして、秋がくる時分には、どこの林も、丘も、森も、黄色になって風のまにまにそれらの葉が散りはじめました。