일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

めいあんよめもんどう

明暗嫁問答

山本 周五郎

山本 周五郎의 明暗嫁問答(めいあんよめもんどう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,984자 · 43화면

아오조라 문고

金の行方

などと神妙なことを云っていた。こうして約一年ばかり経った。そして勘太夫の溜息をつく番がまわって来たのである、「持たぬ子に苦労はせぬ」と溜息をつく番が……。

金の行方

「伯父上、少々銀子を頂かして下さい」

はじめは正面からそう云いだした。僅かな額だったので黙って出して遣ったが、三度、五たびと重なるのでそろそろ眉がしかみ始めた。なんに遣うのだと訊くと、にこっと笑う、憎げというものの少しもない、明るく冴え冴えとした顔で、こっちの眼を真正面に見ながらにこっと笑う、この笑い顔を見せられると、せっかくしかんできた眉が思わず解けそうになる、そこで慌ててむりにむずかしい顔をする。

「花むらのほうは節期になっておるし、そう金の入用はない筈ではないか、むろん男が世間へ出れば眼にみえない出費があるものだ、遣らぬとは云わないが用途を申してみい」

「人間は疲れたり飽きたりすると欠伸の出るものでございます」直二郎はにこにこしながら妙なことを云いだした、「御用部屋で事務を執っているときなど、どうにも欠伸が出そうでやりきれなくなりますと、江戸邸では立っていって廊下で欠伸をする