일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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めいじてつがくかいのかいこ

明治哲学界の回顧

井上 哲次郎

井上 哲次郎의 明治哲学界の回顧(めいじてつがくかいのかいこ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,814자 · 12화면

아오조라 문고

明治の初年から明治二十三年までに至るこの第一期の哲学を中心としたる思想の潮流はだいたいアウフクレールングスツァイトで、英、米、仏の思想が優勢を占めておった。単に優勢というくらいでなく、澎湃として洪水のごとく侵入してきた。すなわち英、米の自由独立の思想、フランスの自由民権の思想などというものが縦横に交叉して紹介され、主張され、唱道され、宣伝され、なかなか広く社会に渦を巻くような状態となってきたのである。英、米の学者では主としてベンサム、ミル、スペンサー、シジュウィック、リュイス、バショー、バックル、ラバック。フランスの学者では主としてルソー、モンテスキュー、ギゾー、コント、トクヴィールというような人の思想が輸入され、そして自然科学の側ではダーウィン、ハクスレー、チンダールらの思想がずいぶんもてはやされ、だいぶ社会の状勢も一般的に変化をもたらしたのである。

しかしそのために知識、学問、教育、美術、文学、いずれも急速の進歩をなしたのである。しかれども伝統的の道徳だの、宗教だのはよほどひどく破壊されて、これに代るものがなく、善悪正邪の巷において迷児となる者が多く、社会的の欠陥もまたけっして少なくなかったのである。