후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじてつがくかいのかいこ
明治哲学界の回顧
井上 哲次郎
井上 哲次郎의 明治哲学界の回顧(めいじてつがくかいのかいこ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,814자 · 12화면
憲法は明治二十三年二月十一日の紀元節をもって発布され、立憲政体もいよいよここに確立され、その翌年、帝国議会も開催され、多年にわたる国民的要求もよほど充たされることになったのであるけれども、ただ国民の道徳的風儀の一点においては遺憾の点がはなはだ多かったところからして、明治二十三年十月三十日をもって教育勅語が煥発されるようになった次第である。自分はちょうどこの教育勅語煥発の際にドイツから六、七年ぶりに帰朝し、いくばくもなくその教育勅語を解釈し、『勅語衍義』と題してこれを世に公にするの光栄を得たのである。それからちょうどその教育勅語の煥発せられた頃より東京大学に教授となって教鞭を執り、三十三年間継続し、その間、宗教に関しては仏教を中心として比較宗教を講じ、哲学の側においては東洋哲学史とともに西洋哲学史を講じ、殊にカントとショーペンハウエルとを講じたのである。そのように、西洋哲学としては主としてドイツの哲学を紹介し、かつこれを学生に教えこんだのである。しかして哲学およびその他精神科学研究のために西洋に派遣せらるる留学生には主としてドイツに往くことを勧誘したのである。