일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

めいじかいか あんごとりもの

明治開化 安吾捕物

坂口 安吾

坂口 安吾의 明治開化 安吾捕物(めいじかいか あんごとりもの)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 27,839자 · 55화면

아오조라 문고

「一円は安いから、値上げして、ひどい目にあわしてやる」

と、オタツはニヤニヤしながら菅谷に云った。

「一円が精イッパイだと思ったら、クサレ目は金持だよ。何万円も持ってるのだよ」

オタツは益々ニヤニヤしたが、

「谷の木を伐っているのは秘密ではなくなったし、二度と伐る筈もあるまい。伐らせていた旦那も死んだのだからな」

と菅谷に云われて、オタツは目をまるくして考えこんだ。再び口止め料がまきあげられないことに気がついたらしい。

菅谷はナガレ目を訪ねて、

「オタツに一円ずづ何回まきあげられたか」

ときいてみると、山にこもっている時は三日にあげずきていたし、そうでない時も十日か廿日目にブラリときて、一円ずつせしめて行ったそうだ。ちょうど事件の時はイモほりなぞの季節で、オタツは山小屋にこもっていたから、ナガレ目はさかんにセシメられている時だった。

「雨坊主の死んだ日、オタツがせしめにきたか」

その日はこなかったそうである。オタツのくるのは、いつもヒルごろだ。大食のオタツはいくら食っても食い足りないらしく、ナガレ目の食物を荒して何かとまきあげて食うのがタノシミらしかったそうだ。