일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

めいじかいか あんごとりもの

明治開化 安吾捕物

坂口 安吾

坂口 安吾의 明治開化 安吾捕物(めいじかいか あんごとりもの)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 32,242자 · 65화면

아오조라 문고

たとえば甚八が癇癪を起して東京へ帰る。それが二十一周忌の一件に何かの影響があるだろうかとシサイに思いめぐらしても、なんの影響があろうとも思われない。甚八も賭け碁で一生きたえあげた眼力、人生表裏に相当徹しているツモリであるが、こうワケがわからなくては、ハイ、わかりません、で引ッこむわけに行くものではない。

「畜生メ。天下の甚八を怖れ気もなくよくもナメたマネをしやがるな。ようし。オレも神田の甚八だ。てめえらがその気なら、こッちは逃げ隠れするものかい。正体見とどけてツラの皮ひんむいてやるから覚えてやがれ。ついでに石の下の金箱をゴッソリ神田へミヤゲは持って帰ってやらア。アッハッハ」

こう度胸をきめて、里人の間を歩きまわって、石の話、千頭家の祖先の話、狙いをつけて訊いてまわる。

ふと川越の居酒屋で一パイのんだのが、これを運命というのであろう。

「オレは東京の大工だが、旦那にたのまれて石を探している者だがね。どうだい、このへんに名の知れた石はねえかね」

居酒屋のオヤジはいかにも土地の事情に明るいという年寄。甚八の言葉をよくギンミしながら、

「そうだねえ。石にも色々あるが、庭石に使いなさるのか」