후리가나로 읽는 일본 고전
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えいがかい・こごとこうべえ
映画界・小言幸兵衛
小津 安二郎
小津 安二郎의 映画界・小言幸兵衛(えいがかい・こごとこうべえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,616자 · 14화면
優れた映画が出てくれば、それが独特の文法を作るので、映画は思いのままに撮れば見られる。
若い助監督も、撮影所に入ってくるときには、大きな抱負を抱いてくるに違いない。しかし、永年監督について走り使いをしているうちに、自分の抱いている新鮮な手法が消えていく。既成の常識的な手法を見聞しているうちに、なるほど映画の文法はこういうものだと、自分から妥協してしまうのだ。そこで監督になっても、撮り方がいつも同じで普遍的なものになってしまう。日本映画に新鮮さが見られないのはこういう点に原因がある。
だから、たまに見るメキシコとかイタリアの新人で、素人がいきなり撮影所にやってきて撮ったものなどは、びっくりする程新鮮な手法が感ぜられる。石原慎太郎さんが監督したものは見ていないが、やはり面白いところがあるのではないかと思う。
石原監督に対して、助監督が揃って反対した事件があったが、おかしいと思う。素人がいきなり来やがって不愉快だというのだろうが、それならば、助監督が突然小説を発表したら、文芸家協会は怒るだろうか。こっちが小説を書いても怒らないのに、小説を書いている奴が映画を撮ると怒るというのは、偏見も甚だしい。