일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

はるかぜのふくまち

春風の吹く町

小川 未明

小川 未明의 春風の吹く町(はるかぜのふくまち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 2,346자 · 5화면

아오조라 문고

」と、いい聞かせました。

金さんは、その後、遺言を守って、本屋の小僧さんとなり、よく辛棒をしました。そして、一人まえになってから、小さな店を持ったのであります。金さんは、親方も、自分のように、両親がなく一人ぽっちだったこと、気短で、しかられるときは怖かったが、人情深い、いい人だったことなど、思い出しました。金さんは、お仏壇に親方の写真を祭って、命日には、かならず燈火を上げて拝んだのです。

町の子供たちが、店頭に並べておく絵本や、雑誌をひろげて見ても、金さんは、小言をいいませんでした。子供たちが笑うと、自分も笑って見ていました。子供たちが帰ると、またきれいに、本を並べ直したのです。毎日のように店へ遊びにくる子供の中に、良ちゃんといって、ようすの貧しげな子供がありました。その子は、いつも金太郎さんの絵本を、きまって手に取り上げて、飽きもせずながめていました。そして、くまとお相撲を取るところへくると、うれしそうな顔つきをして、笑いました。

ほかの子供は、本を見てしまうと、そこへ投げ出していってしまうけれど、良ちゃんだけは、ちゃんともとのところへ置いて帰りました。