일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さいしゅうせんそうろん

最終戦争論・戦争史大観

石原 莞爾

石原 莞爾의 最終戦争論・戦争史大観(さいしゅうせんそうろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 154,783자 · 305화면

아오조라 문고

しかるに満州軍に対する不信は今日なお時に耳にするところである。たしかに満州軍は今日も背反者をすら出す事がある。しかし深くその原因を探求すべきである。満州軍の不安は実に満州国の不安を示しているのである。満州国内に於て民族協和の実が漸次現われ、民心比較的安定した支那事変勃発頃の満州軍は、恐らく最良の状態にあったものと思う。その後事変の進むに従い漢民族の心は安定を欠き、一方大量の日系官吏の進出と経済統制による日本人の専断が、民族協和を困惑する形となり、統制経済による不安と相俟って民心が逐次不安となって来た。この影響はただちに治安の上に現われ、満州軍の心理をも左右するのである。満州軍は要は満州国の鏡とも見る事が出来る。

支那事変に於ける漢民族の勇敢さを見ても、満州国が真にその建国精神を守り、正しく発展するならば満州軍は最も有力なる我らの友軍である。若し満州軍に不信ならば満州国人の心理に深く注意すべく、自ら満州国の民心を把握していない事を覚らねばならぬ。

満州国の民心安定を欠く時は共産党の工作が進展して来る。非常に注意せねばならない。これがため共産党の取締はもちろん大切であるが、更に大切なのは民心の安定である。