일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あさやけ

朝やけ

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 朝やけ(あさやけ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,795자 · 24화면

아오조라 문고

それはとにかく、まあ普通なら、頸筋に接吻するなり、耳にきつく噛みつくなり、そうするところを、耳の下っ端をそっと舐めるなどとは、如何にも中野のやりそうなことだ。而もその耳朶たるや、地肌にひきつられてる下等な下品なものなんだ。それを敢て舐めたり舐めさせたりするところに、おれの思いも及ばない濃厚な情感が、二人の間にあるのかも知れない。

もともと、おれが喜久子に溺れこんだのも、あの中野卯三郎のせいだった。

喜久子、前田喜久子が、二年半の間、満州で何をしていたかは、おれにもよく分らない。日本人相手の料理屋をしてる伯母さんの家で、帳場や座敷の手伝いをしていたということだが、まあそれとしておこう。終戦になって、程へて、彼女は東京に帰って来た。伯母さんは体を悪くして、田舎にひっこんだ。喜久子は一人で酒場を初めた。――建物払底の折柄だ。都心近くのある半焼けのビルも、急速に修復されて、幾つもの事務所をぎっしりつめこんだ。屋上に小さな料理店が作られ、それが更に建て増されていった。その一隅に、ささやかな喫茶店があった。そのような場所では、一向に客足がつかなかった。それを、喜久子は伯母さんとその知人との世話で譲りうけてもらい、酒場に改造した。