후리가나로 읽는 일본 고전
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みらいのちかせんしゃちょう
未来の地下戦車長
海野 十三
海野 十三의 未来の地下戦車長(みらいのちかせんしゃちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 41,930자 · 85화면
まさか、戦車の胴が、ぐるぐる廻転をはじめたとは思わなかったものですからなあ。こんどは、大丈夫ですか」
「ああ、そのことは、第一番に考えた。こんどはもう、大丈夫だ。胴は決して廻らない。そのために、こういう具合に、地下戦車の腹に、キャタビラ(履帯)をつけた」
そういって岡部は、図のうえを、鉛筆で叩いた〔第三図〕。
第三図
「ああ、なるほど。おや、こんどの地下戦車は、錐のところが、ずいぶんかわっておりますね」
「そうだ。この前の地下戦車は、直進する一方で、方向を曲げることができない。それでは困るから、こうして、廻転錐を三つに分けた」
「なるほど。この算盤玉のようなのが、新式の廻転錐でありますか。これが、どうなるのでしょうか」
「つまり、この三つの廻転錐は、それぞれ一種の電動機を持って直結されているんだ。そして、電動機の中心を中心点として、廻転錐は約九十度、どっちへも首をふることができるのだ。そして、いいところでぴったり電動機の台をとめる。そうすると、廻転錐の首は、もうぐらぐらしない。そして、この首は、多少、前へ伸びたり、また戦車の胴へ引込むようにもなっているんだ」