후리가나로 읽는 일본 고전
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おうかをよめるく
杉田久女随筆集
杉田 久女
杉田 久女의 杉田久女随筆集(おうかをよめるく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,273자 · 33화면
月のよの桜に蝶の朝寝かな 千代女
加賀の千代の句、下五字に擬人的作意があって、月下の桜の美を却って曇らせているに比し、近代句の方。花冷と上に置いて、夕桜のましろく、沈潜した美しさをまず描き、その冷やかな花影が川水にうつり、辺りの雑沓もしずまっている夕まぐれ。渡舟の棹す度に、水輪のひろごりが、静かに花形をゆり乱す所まで夕影中の渡し舟という十二字にあふれ匂っている。夕影を夕日影と解さず私は花の夕影、と目にうったえて解釈した。
満天の星をかづける桜かな 秋琴女
満天の綺羅星をいただいて咲きみてる桜のけだかさ。灯を配した花の句は多いいが、ここには人間的な争閨も、愛慾も、小自我もない。只輝く星と咲き匂う花の雲と。星がまたたけば花もゆらぐ。星を仰ぎ花の美にうたれる時、吾人の心中一点の曇りもなく、只自然の悠久。花の生命がうつるのみ。
ざら/\と櫛にありけり花埃 みどり女
これは、又前句の清浄な人間離れした境地と違い、花見の群衆のほこりっぽさをあびて、髪も櫛の歯もざらざらと、花埃をつけている。人間臭い、風景である。
花の前に顔はづかしや旅衣 園女
旅づかれ庭の桜にやる目かな より江