일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じゅうどうとけんとうのころがりじあい

柔道と拳闘の転がり試合

富田 常雄

富田 常雄의 柔道と拳闘の転がり試合(じゅうどうとけんとうのころがりじあい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,666자 · 8화면

아오조라 문고

そのうえ、裸でつかまえどころがないのだから、この試合は非常にむつかしい、やりにくいのだ。しかし、死んでも勝たねばならぬこの一戦! 富田六段はその翌日、モンクスへ試合の約束を申し送った。

◎拳闘は、どこまでも拳闘の規則を守ること。

◎柔道も柔道の規則を守ること。

◎試合場は板の間で行なうこと。

◎死んでも一切不服のないこと。

モンクスのほうでも、よろしいと答えてきた。

そして場所は、セントラル・クラブの広間ときまった。

その日になると、これはどうだ。世間へ知らさない試合なのに、命がけの大試合ということが口から口へ伝わって、広間はいっぱいの人だかりだ。

試合場は、十メートル四方にロープを張った四角い中で板張りだった。

モンクスは緑のパンツ、富田六段は洗い清めた柔道着に黒帯姿、審判のアメリカ人がモンクスのグラブを富田六段にさわらして、グラブの中になんにもはいっていないことをしめす。モンクスは富田六段の柔道着をなでまわしたり、ふところの中をのぞいて短刀でもはいってないかといわんばかりにしたり、袖の中をのぞいたり、たいへんな調べ方だった。

日本の柔道勝つか? アメリカの拳闘勝つか? 場内の空気は重苦しく殺気だった。