일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ばいしのつえ

梅颸の杖

吉川 英治

吉川 英治의 梅颸の杖(ばいしのつえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,966자 · 32화면

아오조라 문고

梅※(「風にょう+思」、第4水準2-92-36)はもう、ふたりの孫と、嫁の梨影女にとりまかれて、土産物をならべるやら、辰蔵を膝に抱きとるやら、他愛のないしゅうとご様であった。山陽は、家に帰るとすぐに、書斎にはいって、そこの静かに無事なのを見ると、自分の坐り所に坐ったような安易を感じた。

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『わしは果報すぎるようじゃ。なんぼでも、冥利がつきましょうぞ』

梅※(「風にょう+思」、第4水準2-92-36)は、よくそう言った。

三本木のわが子の家に着いてから、すぐその翌日、家族づれの嵐山の花見を皮切りにして、夏から秋への半年の間は、殆ど、毎日のように、諸処の見物と招待に暮れた。

柏葉亭の宴は、ことに楽しかった。自分がもてなされることよりも、近畿洛中の名ある人々から尊敬にとり巻かれている山陽を見るのが欣しかった。

『襄よ、襄よ』

来るにも帰るにも、彼女は彼をそう呼んだ。

それと、国元からたずさえて来た象牙がしらの杖も、常に、梅※(「風にょう+思」、第4水準2-92-36)のいるところには必ず従いていた。人々は、春水の遺品であろうと言い合った。