후리가나로 읽는 일본 고전
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
三遊亭 円朝의 業平文治漂流奇談(なりひらぶんじひょうりゅうきだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 159,974자 · 317화면
と悪い所へ参りました。文治郎は案内に連れられまして奥へ通りますと、道場の次の座敷の彼(か)れこれ十畳もあります所へ、大いなる盃盤(はいばん)を置きまして、皆(みん)な稽古着に袴を着けまして酒宴をして居ります。大伴蟠龍軒の次に蟠作が坐り、其の次にお村が坐りまして、其の次にお崎婆(ばゞあ)が猫脊になって坐って居(お)る、外(ほか)に門弟が四五人居ります。襖を隔(へだ)って文治郎が両手を突いて叮嚀(ていねい)に挨拶を致します。
蟠「さア、どうぞこれへ這入って下さい、其処(そこ)じゃア御挨拶が出来ぬ故何卒(どうぞ)此方(こっち)へ這入って下さい、此の通り今稽古を仕舞って一杯初めた処で、甚だ鄙陋(びろう)な体裁(ていさい)で居(お)るが、どうぞ無礼の処はお許し下すって、これへお這入り下さい」
文「へー初めまして、えー業平村に居ります浪島文治郎と申す至って粗忽の浪士、お見知り置かれて此の後(のち)とも幾久しく御別懇に願います」
蟠「御叮嚀の御挨拶、手前は大伴蟠龍軒と申す武骨者、此の後(ご)とも御別懇に願う……これは手前の舎弟でござる、蟠作と申す