후리가나로 읽는 일본 고전
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
三遊亭 円朝의 業平文治漂流奇談(なりひらぶんじひょうりゅうきだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 159,974자 · 317화면
顔で、鼻は摘みッ鼻で、髪の毛の艶(つや)が好(よ)くて、小股(こまた)が切上(きれあが)って居る上等物です。此の婦人に惚れて入湯の跡を追掛(おいか)けて来て入込みの湯の中で脊中(せなか)などを押付(おっつ)ける人があります。その人は中の郷の堺屋重兵衞(さかいやじゅうべえ)と云う薬種屋(きぐすりや)の番頭で、四十二になる九兵衞(くへえ)と云う男で、湯に入る度(たび)に変な事をするが、女が一通りの奴でないから、此奴(こいつ)は己(おれ)に岡惚れをしているなと思い、態(わざ)と男の方へくっついて乙な処置振りをしますから、男の方は尚更増長致します。丁度九月二日の事で、常の如く番頭さんが女の方へ摺寄(すりよ)って来るとき、女の方で番頭の手へ小指を引掛(ひっか)けたから、手を握ろうとすると無くなって仕舞うから、恰(まる)で金魚を探すようで、女の脊中を撫でたりお尻(しり)を抓(つね)ったりします。彼(か)の女は悪党でございますから、突然(いきなり)に番頭の手拭を引奪(ひったく)って先へ上って仕舞いましたゆえ、番頭は彼(あ)の手拭を八つに切って一ツはお守へ入れてくれるだろうと思っていると大違いで、女は衣類(きもの)を着て仕舞い、番台の前へ立ちましたが、女の癖に黥(いれずみ)があります。