후리가나로 읽는 일본 고전
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きかんしゃ
機関車
佐左木 俊郎
佐左木 俊郎의 機関車(きかんしゃ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,808자 · 12화면
」
吉田はそういってまた溜め息をついた。
六
夏になると、彼女は、彼のために浴衣を拵えて置いたりした。
「こんなんですけど、寛げるかと思って、自分で縫って見たの。それに、他所へこんなのを頼むとうるさいから。」
「おお、これはいい。」
吉田は、これまでに経験したことの無い情緒的な雰囲気を感じながら、それを着て畳の上へ横になった。
「ぐっすりお休みになるといいわ。屹度わたし、時間に間に合うようにして上げるから。」
「第一、具合はどうなんです?」
「いいのよ。とてもいいの。みんな、あなたのおかげだわ。いうまでも無いけど……」
彼女はそういって顔を伏せるようにした。眼が熱くなって来たからであった。
「それはいいね。僕の方の、機関庫の中の組合も、うまく纏まりそうなんです。裏切り者が出ずに、これがうまく纏まると、素晴らしいんだ。あなた等なんかの場合の解放運動は、すぐ代わりの人間が出来るので、なかなか難しいそうだが、僕等の組合は、出来てしまえば、そりゃ強いよ。僕等は、長年の経験で初めて仕事の出来る技術工だから。実際、僕等の揚合は、代わりの人間がすぐ間に合わないんだから、そりゃ強いよ。