일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

うたあんどん

歌行灯

泉 鏡花

泉 鏡花의 歌行灯(うたあんどん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 36,094자 · 72화면

아오조라 문고

が、別に可恐い化方はしませぬで。こんな月の良い晩には、庭で鉢叩きをして見せる。……時雨れた夜さりは、天保銭一つ使賃で、豆腐を買いに行くと言う。それも旅の衆の愛嬌じゃ言うて、豪い評判の好い旅籠屋ですがな、……お前様、この土地はまだ何も知りなさらんかい。」

「あい、昨夜初めてこっちへ流込んで来たばかりさ。一向方角も何も分らない。月夜も闇の烏さね。」

と俯向いて、一口。

「どれ延びない内、底を一つ温めよう、遣ったり! ほっ、」

と言って、目を擦って面を背けた。

「利く、利く。……恐しい利く唐辛子だ。こう、親方の前だがね、ついこないだもこの手を食ったよ、料簡が悪いのさ。何、上方筋の唐辛子だ、鬼灯の皮が精々だろう。利くものか、と高を括って、お銭は要らない薬味なり、どしこと丼へぶちまけて、松坂で飛上った。……また遣ったさ、色気は無えね、涙と涎が一時だ。」と手の甲で引擦る。

女房が銚子のかわり目を、ト掌で燗を当った。

「お師匠さん、あんたは東の方ですなあ。」

「そうさ、生は東だが、身上は北山さね。」と言う時、徳利の底を振って、垂々と猪口へしたむ。

「で、お前様、湊屋へ泊んなさろうと言うのかな。