후리가나로 읽는 일본 고전
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ぶしゅうきたいん
武州喜多院
中里 介山
中里 介山의 武州喜多院(ぶしゅうきたいん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,572자 · 7화면
と指差しをしていた、斯う云う光景は川越でも珍しいものと見える。
それからバスで前の西武線の駅へ来てやや暫く待ち合せ帰途に着いた。
川越という土地は本当の武蔵野の原ッパの中の一都会で、山があるでもなし、川があるでもなし、湖水があるでもなし、土気の中の一都会だから風情のないことは夥しい、土も耕土だから庭にも余りさびもつかないし、風が吹けば飛び上るし、決して住みよい気分のところではないが、然し土地の生産力としては肥えたものであり、徳川将軍には縁故が深いし、柳沢吉保などもこの地に封ぜられたこともあり、秋元家などもここへ封ぜられた時は六万石の表高でその倍以上の実収があったと称せられ、かつ江戸へは近いし、有力な富藩であったとはうなずかれるが風景としてはこんな平凡なところも少なかろう。
それから西武電車で帰途花小金井駅で下りて畑と山林の間を十丁ばかり歩いて小金井土手の葉桜へ来た、ここからまたバスを待って境駅へ出て中央線で帰ろうと思っているうちに、東京帰りの円タクが舞い込んで来たから談じこんで五十銭で阿参堂まで飛ばして帰りついたのが午後の五時であった。