일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しのこうかい

死の航海

国枝 史郎

国枝 史郎의 死の航海(しのこうかい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,634자 · 18화면

아오조라 문고

ガブリエルはそんな事を云っている間も、カクシの中にねじ込んである紙幣束を指でてさぐっていた。その紙幣こそはジョージを殺して盗み取ったところの紙幣束である。

「自業自得というものですな。天罰覿面と云いましょうかな。合宿所の主人を絞殺して金を盗んだはいいけれど、自分の穿いていた靴の跡から直ぐに罪悪が発見してこう我々に踏み込まれたので、遂々自分から観念して海へ飛び込んで死ぬなんて……この窓下の海と来たら深い上に海草が生え延びていて、どんな水練の達人でも一旦此処へ這入ったが最後浮かび上がることは出来ません。証拠も沢山ございます」技倆自慢の刑事はこう云って、みんなの顔を見廻わした。

みんなの顔には刑事の言葉を是認する表情があらわれたが、やがて揃って室を出た。

×   ×   ×   ×   ×

よく晴れた美しい航海日和を、最新式の商船が、印度洋の上を駛っていた。油のようにトロンとした赤道直下の大洋の水は蒼いというよりも黒かった。照りつける焔の太陽の熱に怖毛を揮った船客は一人も甲板へは出ていない。燃えるような甲板で働いているのは、五六人の水夫ばかりであった。