일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ししゃのしょ

死者の書

折口 信夫

折口 信夫의 死者の書(ししゃのしょ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 62,340자 · 126화면

아오조라 문고

此時分になって、寺では、人の動きが繁くなり出した。晨朝の勤めの間も、うとうとして居た僧たちは、爽やかな朝の眼をいて、食堂へ降りて行った。奴婢は、其々もち場持ち場の掃除を励む為に、ようべの雨に洗ったようになった、境内の沙地に出て来た。

そこにござるのは、どなたぞな。

岡の陰から、恐る恐る頭をさし出して問うた一人の寺奴は、あるべからざる事を見た様に、自分自身を咎めるような声をかけた。女人の身として、這入ることの出来ぬ結界を犯していたのだった。姫は答えよう、とはせなかった。又答えようとしても、こう言う時に使う語には、馴れて居ぬ人であった。

若し又、適当な語を知って居たにしたところで、今はそんな事に、考えを紊されては、ならぬ時だったのである。

姫は唯、山を見ていた。依然として山の底に、ある俤を観じ入っているのである。寺奴は、二言とは問いかけなかった。一晩のさすらいでやつれては居ても、服装から見てすぐ、どうした身分の人か位の判断は、つかぬ筈はなかった。又暫らくして、四五人の跫音が、びたびたと岡へ上って来た。年のいったのや、若い僧たちが、ばらばらと走って、塔のやらいの外まで来た。