후리가나로 읽는 일본 고전
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ひかくしんわがく
比較神話学
高木 敏雄
高木 敏雄의 比較神話学(ひかくしんわがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 177,624자 · 348화면
此疑問に答えんことは、甚だ困難なり。唯、神婚説話と名づく可き者は、独り日本に存するのみならず、他の民族も亦た、之を有することを、示さんが為めに、否、第二式の神婚説話は全く同じ形に於て希臘の古代に存ぜしことを、示さんが為めに、茲に一個の希臘神婚説話を述べん。希臘神話のアモールとプシヘ、或は愛の男神と心の女神との結婚説話は、其発達の最後の階段に於ては、純粋の神と神との結婚説話なり。唯、男神は常に夜のみ来りて、昼見えざると、女神が好奇心に駆られて、男神の言に背き、火を点じて、男神の姿を見しによりて、両者の分離を来せるとの二点に於て、第二式の神婚神話の形式に合するのみ。然れども、此説話の最初の形態を、伝うと称せらるるアプレイウスの作『愛と心』に従えば、プシヘは或国王の女にして、二人の姉を有するが如し。プシヘの明眸皓歯、天下に比いなく、世人相伝えて、美の女神エヌスの化身なりとし、敢て婚を求むる者なし。是に於て、その父憂憚惜く能わず、遂に天神の教を乞う。アポロ神告げて曰く、山の上に岩あり。岩の上に、汝の女を坐せしめよ。美しき婚姻の服は、やがて死者の装たらん。