일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ひかくしんわがく

比較神話学

高木 敏雄

高木 敏雄의 比較神話学(ひかくしんわがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 177,624자 · 348화면

아오조라 문고

とす。故に何れの国民を問わず、何れの時代を論ぜず、民間信仰は常に宗教の傍に存在するものなり。一方に於てはまた、民間信仰の説話となりて、現われたるもの、社会信仰の神格に就て、物語らるるに至りて、民間信仰の分子、宗教中に混入するに至る。此の如くにして、新しき宗教の発生によりて、其存在を失うものは、独り従来の宗教にして、民間信仰は、その生命を危くするものに非ずと知る可し。宗教と民間信仰との表現に、二個の機関あり。言語はその一にして、動作はその二なり。言語によりて、信仰の表現せられたるものを神話と云い、動作によりて、その表現せられたるものを祭祀と云う。神話に関する学問を、神話学と云う。故に神話学は、一方に於ては、民間信仰、即ち低級神話と、之に伴う祭祀即ち迷信的の儀式風習とを論じ他の一方に於ては、宗教的神話即ち高級神話と、之に伴う宗教的の、祭祀とを論ず。

其説に曰く、太古の民族に於て、形而上の存在に関する信仰は、一般に外囲の自然現象と、日常生活の現象とに基く。換言すれば、人間の心に感動を与うる凡てのものは、此の信仰発生の動機なり。人間は是等の自然現象と生活現象との裏面に、人間以上の存在を感じ、この存在は、時と共に発達して、自ら一種の形躰を具うるに至る。