후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
えがわらんこ
江川蘭子
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 江川蘭子(えがわらんこ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,151자 · 23화면
すると彼女は、二三度空中からもんどり打って、網の上に落ち落ちしたあとではあったが、一日で、数丈の空のブランコからブランコへと飛び移る軽業を習い覚えてしまった。
次の土地の興行から、ラン子は軽業の太夫として客にまみえた。そして瞬く間に、座中第一の人気者になってしまった。彼女は空中に於て、どんな先輩よりも大胆不敵であった。しまいには、下の救命網をとりのけてくれとさえ云い出した程だ。
江川氏夫妻は、云うまでもなく、血眼になって娘の行方を探していたが、どういう訳かいつまでも知れずにいた。
ラン子は旅から旅への興行の間に、十六歳の春を迎えた。早熟な彼女は、身体こそ少年の様にしなやかであったが、睫毛の長い二かわの目には、已に大人の媚と潤いをたたえていた。
彼女にとって、空中の離れ業などは、最早何の危険をも、随って魅力をも感じない日常茶飯事になってしまっていた。
ある日、ラン子の朋輩の娘が、高い竹竿の上から墜落即死した事件があった。
十一歳のその娘は、投げつけた餅の様に、地面に平べったくなって動かなかった。真青な顔にベットリ汗をにじませた座員達が、そのまわりを取巻いた。