일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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えどまえのつり

江戸前の釣り

三遊亭 金馬

三遊亭 金馬의 江戸前の釣り(えどまえのつり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 106,910자 · 214화면

아오조라 문고

ぼくはゲタばきでよく出かけた。

四月十一日 釣り竿師喜三郎を連れて千葉県大戸駅へ行く。四時五十分に家を出て、鶯谷表口で大戸までの切符を二枚買うと、駅員が、「どこかで聞いたことのある声だなあ」という。

六時十分、千葉駅で電報を打つ。

「カヨコサンペイ コンレイニテ キサブロウ ウチニトメタノヲ ツリニツレダス」

八時十八分、大戸着。桜が満開。釣り場まで三十分歩く。

八間左の細を、探りで静かに釣っていくと、土地の人らしいのが自転車を置いて釣っている。あまり細の川ぎわを立って歩くので、深さ二尺ぐらいではフナが落ちついていつけぬらしい。土手の上から見ていると、浅いのでフナがときどき走っている。ヘラブナのようなにごりも見える。

二間半の竿に道糸を六尺ぐらいにつめて、白の三分玉ウキ三つ、貝がらしもりで葦の芽がかわいらしく出ている根もとを探ってみると、いったん沈んだ玉ウキが、ふわふわと浮きあがる。静かにきいてみると、モクモクというあたり。八寸くらいの乗っ込んだりっぱなフナだ。玉網を使えば針素八毛でもよいが、道糸一厘にして、絹の吸い込みを使うほうが能率的でよい。

三時にあがろうと思ったが、ぼつぼつ出るので五時まで釣る。