일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さばくのこと

沙漠の古都

国枝 史郎

国枝 史郎의 沙漠の古都(さばくのこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 110,076자 · 220화면

아오조라 문고

突然ラシイヌが笑い出した。

「これで正体がほぼわかった! もう心配をする必要はない。黙って放抛っておくんだね。そのうちに僕が悪戯者の沙漠の霊を捉らまえてやる」

しかし博士のマハラヤナは印度人の常として迷信深く不安そうにしばらくの間考えていたが、

「あらゆる物には霊魂がある。沙漠にも霊魂はある筈だ――そこで思うにこの霊は数千年のその昔にこの地へ国を立てていた楼蘭という土耳古族の家国の霊かも知れません。もしそうなら祀らねばならん」

「何をいったい祀るんです」ラシイヌは益※(二の字点、1-2-22)笑いながら、「決してご心配には及びません。まあご覧なさいその霊めをきっと捉えて見せますから」

自信の籠もったこの言葉はそれまで不安に襲われていた土人達の心を一掃した。

回鶻語で記した木片が天幕へ投げ込まれたそれ以前から、誰が入れるのか解らないが、私の服のポケットへは女文字で記した仏蘭西語の紙が一再ならずはいっていた。最初の紙にはこう書いてあった。

同じ東洋人なる支那の貴公子よ、妾を固く信じ給え、西班牙の愚人の守りおる彼の水晶球を奪い取り妾の住居へ来たりたまえ。

第二の手紙にはこう書いてあった。