일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かわあかり

河明り

岡本 かの子

岡本 かの子의 河明り(かわあかり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 49,244자 · 98화면

아오조라 문고

」

といって、軽く会釈して、さっさと店の方へ戻っていった。

あくる日に行ってみると、私に決めた部屋はすっかり片付いていて、丸窓の下に堆朱の机と、その横に花梨胴の小長火鉢まで据えられていた。

そこへ娘は前の日と同じ服装で、果もの鉢と水差しを持って入って来た。

「どういうご趣味でいらっしゃるか判りませんので、普通のことにして置きましたが、もし、お好きなら古い書画のようなものも少しはございますし……」

そこで果物鉢を差出して

「こういうふうなものなら家の商品でまだ沢山ございますからご遠慮なく仰って下さいまし」

果物鉢は南洋風の焼物だし中には皮が濡色をしている南洋生の竜眼肉が入っていた。

私はその鉢や竜眼肉を見てふと気付いて、

「お店は南洋の方の貿易関係でもなすっていらっしゃるのですか」と訊いた。

「はあ、店そのものの商売は、直接ではございませんが、道楽と申しましょうか、船を一ぱい持って居りまして、それが近年、あちらの方へ往き来いたしますので……」

娘の父の老主人はリョウマチで身体の不自由なことでもあり、気も弱くなって、なるたけ事業を縮小したがっている。しかし、店のものの一人に、強情に貿易のことを主張する男がいる。