일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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〔『しなしそうとにほん』しょはん〕まえがき

津田左右吉歴史論集

津田 左右吉

津田 左右吉의 津田左右吉歴史論集(〔『しなしそうとにほん』しょはん〕まえがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 79,004자 · 156화면

아오조라 문고

日本人は三十一字の歌を作ったり十七字の俳句を作ったりして喜んでいるから、小さな手軽なものが好きだというような観察もあるが、これもまた疑わしいので、歌や俳句の行われる理由は別にあると思う。詳しいことをここでいう余裕はないが、国民性というものをそう簡単に片づけてしまうことの出来ないことだけは明言して置いてよかろう。まして芸術家はそういうあやふやな国民性論を念頭にかける必要があるまい。のみならず、国民性も国民の趣味も決して固定したものではない。要するにそれらは国民の実生活によって養われたものであり、国民生活の反映であるから、国民が生きている限りは生活そのものの変化と共に絶えず変化してゆくものである。それが動かないようになれば国民は死んだのである。ただその国民趣味に新しい形を与え、新らしい生命を注ぎ込んでゆくのは芸術家である。芸術家は意識してそうするのではないが歴史の跡から見るとそうなっている。この点から見ても芸術家は過去の国民趣味に拘泥すべき者ではない。

もう一つ考えると、芸術家も国民である以上、意識せずとも国民性はその人に宿っているはずであるから、どんな芸術家でもその人の真率な作品は取も直さず国民性の現われたものである。