후리가나로 읽는 일본 고전
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りゅうせんスパイ
流線間諜
海野 十三
海野 十三의 流線間諜(りゅうせんスパイ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 34,982자 · 70화면
――結局これを全部集めてみると、WALES という文字ができる。
帆村探偵はこれを P. R. WALES と読んだ。
「デジネフ。それからピー、アール、ウェールス?」
なんのことだろう。人の名前のようでもある。――帆村はもうこの階段に用がなかった。これから用のあるのは百科事典だった。彼は元気百倍して、そこに通りかかった円タクを呼びとめると都の西北W大学の図書館へ急がせた。
夜が明けたばかりのことで、宿直員は蒲団を頭から被ってグウグウ睡っていたが、彼はこんなときに役に立つとは思わず貰って置いた総長T博士の紹介状を示して、急用のためぜひ書庫に入れてもらいたいと頼んだ。宿直員は睡いところを起されたのでブツブツこぼしていたが、それでもチャンと起きてオーバーを取り、自ら鍵をもって図書館の入口を開けてくれた――。帆村は礼もそこそこに、ドンドンと書庫の奥深くへ入っていった。
そこで彼は、尨大な外国人名大辞林をとりだすと、卓子の上にドーンと置いた。
「デジネフデジネフ。さあ、早く出て来い」
といって探した。しかし彼の期待は外れた、どうも現代に関係のありそうなものが出てこなかった。