일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

うかぶひこうとう

浮かぶ飛行島

海野 十三

海野 十三의 浮かぶ飛行島(うかぶひこうとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 124,009자 · 249화면

아오조라 문고

飛行島建設団長リット少将と警備隊員は、彼を、ぐるりと取りまいて銃口をつきつけた。

機関大尉は、とっさに強敵スミス中尉を、突き倒したが、敵は多勢、味方は一人、しかも敵の人数は刻々ふえるばかりである。最早どうすることも出来ない。機関大尉は、ついに部屋の真中に身うごきもならず、突立ったままであった。

「杉田、貴様は起きるなよ」

この期におよんでも、自分の身を心配する前に、部下の杉田のことをしきりに気づかっている。

「上官!」

と、杉田はベッドの上で、歯をばりばりとかみあわせて悲痛な思だ。いくら起きるなと命令しても、いま自分の前で上官が射殺されようとしているのだ。

「杉田、俺のことなら心配するな。俺は大丈夫だ!」

「でも、――」

早口に叫ぶ川上機関大尉、上官の自信ある言葉をかえって心配する杉田二等水兵。

一秒、二秒、三秒……

(もう、こちらのものだ)リット少将はじめ警備隊員が、そう思ったのも無理はなかった。

沈勇なる川上機関大尉は、その相手の心のちょっとしたゆるみの瞬間を狙っていたのだった。

「ええい!」

と一声、室内の空気を破るすごい気合が聞えたかと思うと、驚くべきことが起っていた。