후리가나로 읽는 일본 고전
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うかぶひこうとう
浮かぶ飛行島
海野 十三
海野 十三의 浮かぶ飛行島(うかぶひこうとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 124,009자 · 249화면
万一違っていた時は俺が責任をとればよいのだ」
といいざま、一旦しまったピストルを、ふたたびサックの中からだして、さっと川上の頭を狙った。
「あっ、なにをせられます」
「ケント兵曹。退け、俺は飛行島の秘密をまもらねばならぬ」
ふたたび怒れる獅子のようになったフランク大尉は、ピストルをつきつけたまま、
「おいカワカミ。仮面をぬげ」と叫んだ。
「分隊長。待ってください」
ケント兵曹も必死だった。
「飛行島は只今、試運転中であることをお忘れないように。もしこの東洋人を傷つけたら、この大切な第四エンジンの持場はどうなります。いや、重大な飛行島の航進はどうなります。あとに、代りの部員をもってこようとしても、どこの班でも、人員が足りないで困っている際ですぞ。分隊長」
これには、フランク大尉も、一言もなかった。
「――はい、只今、三十ノット出ました。エンジンはいずれも快調。油量速度五五・六。乱調子の傾向はみとめられません」
フイリッピン人カラモ――ではないわが川上機関大尉は、傍に立つフランク大尉とケント兵曹とを全然気にしていないものの如く、相変らずエンジンの操作に当っていた。